多趣味人生徒然録

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zoom RSS 読書備忘録☆其の肆拾漆

<<   作成日時 : 2018/08/31 08:48   >>

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8月の読書です。
本当に暑い、今年の夏・・・家で読書三昧でした。
が、予想以上に内容の濃い本ばかりで、大変でした。
ついでに、高校野球の影響で「おおきく振りかぶって」を
既刊全巻通し読みという、暴挙w
これじゃドライアイが治らないはず(^^;
<購入>
「純喫茶とあまいもの」難波里奈/著        誠文堂新光社
都内近郊の純喫茶から、あまいものに焦点をあてて、店を紹介。
パフェ、プリン・アラ・モード、ホットケーキ、
フルーツサンド/トースト、ケーキ、飲み物・・・以上のメニューで
各5店、合計30店を詳しく丁寧に紹介している。
メニューは説明と画像で実に美味しそう!
レシピや手順が載っているものまであります。
同じ店でも作り手によってパフェの盛り付けが違うというのは驚き。
そして、店の歴史と関わる人の心意気。
行ってみたくなる内装と外装の画像もまた、ステキです。
たまたま行ったことのある店が数軒載っていたので、
手に取りましたが、掲載された他の店でもメニューを
味わいたくなる気分にさせてくれる内容でした。
画像

「猫神さま日和」八岩まどか/著             青弓社
身近でありながら、神秘性を秘めている、猫。
全国各地36ヵ所の、猫を祀る、猫の伝説がある神社仏閣、
祠を訪ね歩く。
特に明記はないが、「猫神様の散歩道」の60話から18話を選び、
修正・加筆、新たに18話を加えた合計36話で構成。
画像はカラーに、フォントは大きく読み易いものに変え、
表紙も石黒亜矢子の親しみやすい絵で装幀されています。
養蚕の守り神・猫又と化け猫・猫の恩返し・守り神としての猫・
貴女、遊女と猫・福を招く・・・と、話はテーマ別になっています。
そのため、棺を操る話、大蛇を退治する話など、同じような話が
各地に散らばっているのもよくわかります。
また、袈裟を着て念仏を唱えたり、踊ったり・・・想像するだけで
楽しくなってしまう。祟る猫、呪う猫の姿は実に恐ろしい。
あちこちに添えられた画像・・・特にオブジェ、石像や絵馬になった
猫たちの愛らしさ(怖いものも有り)も良いものです。
この本を手に、猫神様を訪ねる旅に出るのも一興でしょう。

「むすびつき」畠中 恵/作               新潮社
今回のテーマは“生まれ変わり”と“転生”。
相変わらずの妖たちが大騒ぎ(^^♪
序・・・・・・・・・・・・・・・若だんなは二百年前どこにいたの?
昔会った人・・・・・・・戦国時代の貧乏神が出会ったのは、蒼玉と
   二人の男。その出会いから合戦に巻き込まれた貧乏神と
   若だんなの縁とは。
ひと月半・・・・・・・・・湯治に出掛けた若だんなが死んだ?
   生まれ変わりだと訪れたのは三人!それも死神だって?
むすびつき・・・・・・・鈴彦姫が前世の若だんなと思ってた人。
   調べていくうちに彼女のいる神社の危機と向き合うことと
   なる。果たして失せ物の金は見つかるのか。
くわれる・・・・・・・・・前世の若だんなに会いに来た、鬼女のもみじ。
   彼女と於りんちゃんが攫われてしまい、若だんなと
   悪鬼の青刃は知恵を絞るが、そこに栄吉の悩みも絡んで・・・。
こわいものなし・・・今生の事を覚えたままの転生を願う、夕助。
   ある事件に巻き込まれて命を失うが、ひょんな事情で
   若だんなたちの前で転生を繰り返すことになる。そして。
終・・・・・・・・・・・・・・・私は今、ここにいる。皆と一緒に。明日へ!
「しゃばけ」シリーズ第十七弾。
人の生と妖の生の長さは違う。転生しても会えるのか?
人では無い生き物に転生しているかもしれない。
でも今は皆と一緒にいるから・・・と若だんなは考えます。
うん、大丈夫。縁があるから。
「えどさがし」のように皆が探してくれるよ(^^♪
画像

<コミック>
「封神演義外伝 〜仙界導書〜」藤崎 竜/作       集英社
18年ぶりにYJ連載された「封神演義」の外伝と
キャラクター&エピソードの紹介、カラーイラストコレクション。
外伝は、お騒がせキャラ孔宣と彼を追う太公望。
懐かしキャラも大挙登場。やっぱ飛虎さん好きだなぁ(^^♪
って、孔宣。原作とはまるっきり異なるフジリュー的解釈に。
あえて言えば、鳥繋がりなのか?
18年ぶりでも作画変化無しなのは、嬉しいところ。
後半のキャラ&エピソードの紹介、イラストは、
アニメ化での初心者向けサービスな感じですね。

<再読>
「ファイブスター物語」IX〜X巻 永野 護/作     角川書店
「F.S.S. DESINGNS」2,3 永野 護/作 角川書店
「F.S.S. DESINGNS 5 LITTER.Pict」   永野 護/作 角川書店

コーネラ帝国、サヤステ老?マエッセン・・・調べ直し多いです。

「おおきく振りかぶって」1〜29巻 ひぐちアサ/作   講談社
高校野球のシーズンになんとなく読み返す・・・既刊全巻(^^;

<図書館>
「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」
                    内田洋子/著  方丈社

ヴェネツィアの古書店主が「行ってみることですね」と言った
モンテレッジォという場所。人口30人の過疎の村。
そこは本の行商人たちの原点の地。
遥かなる山を登り、紙の山を巡り、本の行商人たちの足跡を辿る。
ノンフィクションであり、紀行文であり、歴史の探求でもある。
キーワードは、山・栗・石,そして情報と本。
本の行商人たちの故郷なるモンテレッジォとは?
その疑問を解き明かすための旅行、人々からの情報収集、
読み解く資料や本・・・それは絡まった毛糸玉を解きほぐすよう。
行間に顔を出すヘミングウェイ、ベルディ、ダンテ。
中世からの生活や領主との関係。
ナポレオンとイタリア統一運動等の歴史との関係。
出稼ぎは農業から商業に移行し、扱う物が本へ・・・それは、
イタリアばかりでなく、フランスやスペイン、遥か南米にも。
彼らの本の知識と選書の確かさが、人々への知識への導きと
なっていく。
著者の、その行動力と探求心には驚かされると同時に、
実に読み易く、楽しませてくれる文章にすがすがしさを感じました。
特に説明は無いのに、無言で語る画像も良いです。
特に、本でいっぱいの荷車の前で誇らしげな表情の、
行商人夫婦の姿が素晴らしい。
画像

「失われたパリの復元 バルザックの時代の街を歩く」
                    鹿島 茂/著  新潮社

ナポレオン三世の発案で行われた、オスマンのパリ改造計画。
多くの建物が壊され、広く真っ直ぐな道が通された。
だが、それ以前のパリの街はどんな景観だったのか?
街並みを描いた三百枚の銅版画を中心に、多くの地図、絵、
そしてバルザックやユゴーたちの小説に登場する場所を辿り、
パリ改造以前のパリの様子を探る。
ようこそ幻想時間旅行へ!
マルシアルの銅版画集「いにしえのパリ」の三百枚のパリの街並み、
様々な地図、挿絵、「タブロー・ド・パリ」収録の図版
(これが秀逸!ストリートビューですよ!)から、
当時の名所や文学作品を彩る場所を訪ねます。
過去を伝える銅版画集の素晴らしいこと!
かつてのパリの街並みは、背の高い建物に挟まれた狭いうねった
魅惑的で猥雑な通りが多く、場所によってはバラック小屋にも
縁どられていました。
マリウスが通った大衆食堂、「天井桟敷の人々」の犯罪大通り、
ラスティニャックが訪れたカフェ・ド・パリ・・・それらは
実在した場所なのです。
巻末に地名・建物名索引と人名・作品名索引があるので、
十九世紀フランス文学を紐解きながら出てくる場所を調べるのも
楽しいと思います。

「世界遺産100断面図鑑」中川 武/監修          宝島社
世界遺産から100を選び、断面を通して遺産の魅力を探る。
ヨーロッパ・・・28
アメリカ大陸・・・12
アジア・・・18
アフリカ・オセアニア・・・8
日本・・・34(登録予定・登録申請予定を含む)
世界遺産の入門書・・・かな?
説明と記述は少なく、画像は色数が少ないイラスト。
色調は落ち着いているけど、曖昧模糊な描写でわかりにくい。
建物等の断面図のイラストは見やすいけれど、数が少ないし、
部分だけなものが多く、全体がわからない。
もっと詳細な断面図を期待していただけに、自分的には残念な本。
画像

「絶対に見られない世界の秘宝99」
  ダニエル・スミス/著  日経ナショナル ジオグラフィック社
秘宝といっても財宝ばかりではない。
古代文明、芸術作品、技術、証拠品等、広大な種類にわたる。
・行方不明・・・盗難、売買、全滅、沈没等。
・本当にあったのか?・・・曖昧な記録、伝説等。
・絶対に見られない・・・破壊、焼失、企業秘密等。
2〜4ページに、場所、そのモノの解説、失われるまで、
見られない理由を説明し、画像を添えている。
訳注にその後の追加情報があるのも良し。
必ずしも“絶対”ではない、希望も示している。
なんというか、大いなる失せ物を集めた本というのでしょうか?
その内容は、犯人やスパイの行方なんていうのもあるし、
デマがお宝探しに発展したというのもあります。
アトランティス、コロンブスの航海日誌、北京原人の骨、
草薙剣、はたまた最近の出来事まで、興味深い話がたっぷり。
大いに好奇心を刺激してくれます。
失せ物の行方探求は、空想であり、夢であり、ロマンであり、
中には、裏に潜む何かと対峙する危険もはらんでいます。
しかし99・・・選ぶのは大変だったことでしょう。
だって世界には更に多くの失せ物があるのですから。

「絶対に明かされない世界の未解決ファイル99」
  ダニエル・スミス/著  日経ナショナル ジオグラフィック社

古今東西の様々な未解決な事件・事象を収録。
著名な未解決事件、国家の壮大なる陰謀・隠ぺい、スパイ、失踪、
高度な古代文明の痕跡、UFOや未確認生物の謎、古文書・・・等、
1〜4ページに、事件・事象の概要、未解決の理由を説明し、
画像を添えている。(文のみも有り)
解明?された調査結果も多少、ある。
リアル・ミステリの世界へ、ようこそ!
有名なものでは、切り裂きジャック、カティンの森など。
文学好きには、アンブローズ・ビアスやポー、シェイクスピア。
ルイス・キャロルの日記は何処へ?サンジェルマン伯爵の正体は?
カスパー・ハウザーやボイニッチ手稿まで載っている〜(^^♪
様々な理由で明らかになっていない・・・中には一部の人が未解決と
信じているような事象もあるのですが、それでも99!
一挙に読めるのは楽しいです。
されど99・・・選ぶのは大変だったでしょう。
知る&知らぬにしても興味深い話がたっぷりです。
なんというか、未解決になってからの方がスキャンダルっぽいのね。
画像

「高野山の精進料理」高野山真言宗総本山金剛峯寺/監修  Gakken
副題は、1200年の歴史が紡ぎ出す滋味を家庭で味わう。
精進料理のレシピ本であり、高野山の紹介本でもある。
第一部・・・高野山の歴史と弘法大師の教え
第二部・・・伝統の振舞料理
第三部・・・宿坊のおもてなしと精進料理
第四部・・・家庭でいただく旬の一品料理
第五部・・・高野山の主な年中行事
単なるレシピ本かと読んだら、内容の濃さに驚き。
修行僧の日常と食事、儀式の振舞料理、宿坊の様子と料理、
そして弘法大師の御膳まで、豊富な画像と説明がたっぷりです。
精進料理は、シンプルながら素材を活かしたレシピが並びます。
基本は精進だし。
食事は「うまい」「まずい」ではなく、身を保ち整える良薬で、
肉体の疲労苦境を療すため・・・食事を考える指針だと思いました。

「小林清親 文明開化の光と影をみつめて」        青幻舎
没後100年小林清親展の公式図録。
御家人として幕府に仕え、戊辰戦争を体験した小林清親。
浮世絵師となりながら、幕末〜明治〜大正の時代の変遷の中で、
自らの画業も変遷させ、時代を生きていったか・・・光と影の作品集。
本の大きさからして、掲載の画像が小さいのは仕方ないけれど、
浮世絵の版の違い、順序摺りの工程等、随所に工夫が見られます。
順序摺り35版は、浮世絵師・彫師・摺師の卓越した技法が、
時代の変遷に抗うような気風を感じました。
光線画と称される光と影、そして遠近法を多用した浮世絵。
斜陽となった浮世絵からポンチ絵の風刺や戦争画へ。
多くの肉筆画、水彩、スケッチ・・・多くの画業を見ることが出来、
高名な文人たちに称賛されたのも納得できます。
画像

「奴隷のしつけ方」マルクス・シドニウス・ファルクス/著
              ジェリー・トナー/解説  太田出版

古代ローマ帝国市民であり貴族である、架空の人物に、
当時の奴隷について、扱いのノウハウ等を語らせた本。
実際は、解説のトナー氏が多くの文献を基に書いている。
古代ローマの奴隷制について、ここまで詳しく書かれた本は、
なかなか興味深いものでした。それも、使う側という架空の人物に
語らせたことがユニークでわかりやすかったです。
奴隷の買い方、しつけ方、罰し方、奴隷の楽しみとは・・・。
マルクス氏、尊大な上から目線で語っています。
しかし、長い慣例とはいえ、奴隷の身はしんどい。
解放されてもファミリアという制約に縛られる。
更に・・・“交配”ですか!男女の営みは家畜も同然とは〜!
あぁ奴隷にならなくって良かった。
でも、かつては日本にだって奴隷はいたし、現在でも奴隷はいる。
その事実にも考えさせられました。

「魔よけ百科 世界編」岡田保造/著        丸善株式会社
星型・五芒星・六芒星・×・・・等々、世界中にある魔よけ。
世界と日本各地に残された、魔よけを探す旅。
見開き2ページの片側が探訪記、もう一方がカラーの画像という
構成で、世界と日本が半々で紹介されている。
名所・旧跡も魔よけという視点で探訪すれば、新たな発見が
あって面白い。
ただ、百科という意味では拍子抜け。
その呪符の意味は探訪記に簡単に書かれているけど、それだけ。
もっと詳しいこと・・・魔よけ・呪符の意味、他所との関連性等を
知りたかった自分としては、情報が少なくて残念でした。

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